~赤血球はその分化または退行分化によって卵黄球または黄色骨髄に転じ、これら非細胞的構成物の再分化すなわちSporulationにより可逆的に赤血球を新生し、かつ赤血球はほとんどすべての固定細胞への分化を示す。
また細胞分裂を細胞増殖の唯一の要因とする既成学説に再検討の要あることを指摘した。
かかる異説が現代生物学の各分野に種々な差し障りをもつであろうことは知らないわけではない。一部から奇をてらい、学説を曲げる軽卒の徒と非難されるかも知れない。しかし私は既成学説よりも事実を尊重しているのである。
研究の世界に妥協は有害無用である。真と実にはあくまで忠実でなければならぬ。こんな解りきったことが通用しないとしたらそれこそ問題である。異端視されることを覚悟してあえてこの私見を発表したわけは、真実に生きたい念願と生物学の歩みとつくりに一片の瓦でも寄与したいという熱意、それに若い世代の研究者たちに多少なりとも示唆するところがあればとの望みからでたものであることを諒とされたい。
私見に誤謬あらば率直な批判を願い・・

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