再生組織の形成・創傷部赤血球分化 千島喜久男
~再生芽体細胞の由来に関する従来諸学説の、再生領域では細胞の移動やその部の逆分化がある程度、芽体細胞増加の要因となることを否定するものではない。しかし、それらより最も根本的で重要なのは赤血球の分化であると主張する。
私は、今この原稿を書く瞬間まで、再生芽体細胞が血球由来であると説く者は、世界に私以外は1人もいないと思っていた。ところが驚いたことにChalkleyの著書に“再生芽体細胞の起原に関して最も古い学説は、1884年にColucciが血液由来(hematogenic origin)を唱えたものだ”といっている。これは多分、血管外の白血球から生ずるということだろう。この説に対し“Hellmich, Kazancev, Ide-Rozasなどは種々な程度でこの説に寄与したが、これは信頼性がないというので、その後Butlerその他によって否定されてしまった”と記載してあった。
この最も古いといわれたColucciこそ、ほんとうの説を唱えた人なのであるが、今日では発生学者その他から忘れられているのである。
赤血球の分化が再生芽細胞の主要な補給源であると説く者は、やはり私以外には無いことがこれで解った。
私は哺乳類、鳥類、両生類の赤血球が微小顆粒をその原形質膜を通して外部に出すことは確認しているが、創傷部では、このほかに小顆粒の成因の主要なものは赤血球の崩壊である。血小板もその1つであり、もっと細かな顆粒も、赤血球の崩壊産物、即ち、私のいう“血球モネラ”となる。この血球モネラ(少数の白血球またはその崩壊産物も含む)から創傷部に於ける未分化な間葉細胞を生じ、更には肥満細胞や結合織細胞その他へ分化するのである。
鳥類、両生類以下の有核赤血球は創傷部に出血した場合、表面に近い1部のものは崩壊するが、大多数のものは次第にヘモグロビンを失い、球状化し、細胞質が減り、小リンパ球上になり、次いでやや明るい核をもつ間葉性細胞へ分化する。また傷の外縁や創面の組織に接する部位では、赤血球は圧迫されて伸び結合織母細胞から結合織細胞を経て結合組織となり、皮膚などの瘢痕の主たる要素になる。
きくお「抜歯の傷は、すぐ治る」
弱音 「・・??」
きくお「赤血球自然治癒力だよ」
弱音 「そっか、赤ちゃん血球、
ありがとサンキュ!」
薬サプリ毒なしの普通ごはん
タッタこれだけ!
ありがとサンキュ!

















