ガン細胞も血球から 千島喜久男
ガン細胞は、猛烈な勢いで細胞分裂を繰り返し、ガン腫が大きくなるという説が信じられている。しかし、私が人の子宮ガン組織標本を調べた結果、細胞分裂像は比較的少数認められるが、これは真に細胞が分裂する過程ではなく、赤血球がAFD現象で、一旦崩壊し融合したあとで赤血球のタン白質からDNAを新たに合成し、時々前期、中期の分裂像を、しかも多極的に示している。
このことはガン研究者も認めているが、その後、ガン細胞は前期、中期、後期、末期と細胞分裂の定型的過程を示したものは殆どなく、ましてガン細胞が2個に分裂する像は殆ど見られない。
しかし、不自然な状態、即ちガン細胞をとり出し、不自然な媒質の中におき、強い光線を当て、気圧も異なる外界条件の下で、しばしば細胞分裂を示す様子が映画に撮られているが、このような状態は自然状態の体内では見られない。
強い光が、不自然な媒質の中では細胞はしばしば分裂に似た形を示すことがあるが、すべてこれは不自然な仮の姿にすぎない。
ガン細胞は細胞分裂によって増殖するものではない
ガン細胞は、血液が病的(アシドーシスその他の質的変化)になった場合、赤血球が白血球へ細胞新生し、その白血球からガン細胞へ変わる。
テレビなどでガン細胞の分裂を示す学者が出て、既成説を実証したものとしているが、これは不自然な環境下で起こる一種のアーチィファクト(人工産物)である。
というのは血液を生体外に出し、(イ)気圧の変わり(生体内の血液は一気圧以上)による変化、(ロ)強い電光を照射し、(ハ)更に人工的な液体の中に血球を浮かべて(コリヒチン処理)で観察しているかもしれない。強光線を照射すると血球は異状行動、即ち分裂像を示すことを、私はしばしば観察している。
実際の生体内ではガン細胞の正常な核分裂の各期(前期、中期、後期、終期)などの各相を決して示していないことでもそれが解る。
またガン細胞の異状核分裂(3極性)といわれているものも、これは赤血球モネラ中に細胞が新生している状況を見誤ったものである。
ガン細胞を胎児時代の幼若細胞と似ていると唱える学者もあるが、これは赤血球から急速に分化したばかりのガン細胞が胎生時代の養卵細胞と似ているからである。
おひさま母さん!
ありがとサンキュ!


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