腸造血・赤血球分化説 千島喜久男
血液学書では、『赤血球は体の組織へ酸素を運び、組織から炭酸ガスを運び去り、ガス運搬の作用を果し、平均115日内外の寿命で体のどこかで崩壊消滅する運命にあるものである。発生の始めは細胞核をもっていたが途中でその核を失って老化した細胞、死の一歩手前の細胞である』が定説となっている。
ガス代謝の役割だけが赤血球の働きであるとされ、赤血球の真の運命、働きが見逃されてきたところに大きな誤りがある。
従来の医学常識から考えて、赤血球がすべての体細胞や生殖細胞に変わるということは到底信じられないことだというのが、生物学者・医学者の共通な考え方である。
しかし、生科学の基本原理を深く追求していけば、矛盾や疑問で一杯である。
その疑問や矛盾は赤血球分化説を承認する事によって解決できるから妙である。
即ち“万物は、時と所の変わるに伴って変化する”という原則は、自然界を通じて普遍的な事実である。全く不変な事物は、自然界に何一つない。生命は不断に変化して止まないものである。
赤血球は、いつまでも赤血球の形や構造を不変に保っているものではない。時間的経過と血液の停止(または淀み)あるいは血管外に出て組織の隙間に出て血液の流れが止まると、徐々にその形や性質が変わる。
きくお
「赤血球は、赤ちゃん血球で、老化血球じゃないんだよ」
弱音
「ふ~ん、そうなんだ」
おひさま母さん!
ありがとサンキュ!



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